常備菜向きなメニューや作り方をマスターすると、毎日の家事負担の軽減したり、毎食ちゃんと野菜を食べられるなど、メリットはたくさん。
使用する食材にもよりますが、常備菜は冷蔵庫で保存するよりも、冷凍保存することで賞味期限がグンと長くなるので、まとめて作って保管できるメニューもあります。
冷凍の常備菜をまとめて作っておけば、献立に一品おかずをふやすこともできますし、お弁当のおかずにも使えるので時短にもおすすめですよ。
解凍もすぐにできます。
- 賞味期限が冷蔵より長い・平均2週間
- 冷凍保存で鮮度や味も保てる
- 小分けにして冷凍すればお弁当のおかずにも使いやすい
- 温めは電子レンジで簡単に解凍
- 食事の栄養バランスを整えやすい
この記事では子育て家庭や共働き家庭でも大活躍してくれる「冷凍保存ができる常備菜の簡単レシピ:をご紹介します。
忙しい毎日の食事作りが楽になるので是非チェックしてください。
冷凍保存できる常備菜の簡単レシピ13選
編集部スタッフが、普段作っている冷凍保存もOKな常備菜のレシピをご紹介します。
夕食のおかずや子供のお弁当にも使えますよ。
- 使う食材は少なくてOK:冷蔵庫の中で余った食材を使うことで食品ロス対策にもなる
- 簡単、シンプル:共働き・子育て中なので手の混んだ料理を作るのが面倒になってしまう
- 食事の栄養バランスを補えるもの:副菜としてビタミン・ミネラル・食物繊維などが補えるものがあるとバランスが良くなります
- お弁当にも使える:週に1回、幼稚園に通う子供のお弁当があるため
- 冷蔵保存もできる:ご飯のお供として冷蔵庫からサっと取り出して食べられるのも便利
手の混んだ料理はもちろん美味しいですが、毎日の食事作りの時間はできるだけ短くしたいですし、楽に家族も満足してくれるものを良い意味で手抜きしながら、冷凍の常備菜を時間がある時に作っています。
ブロッコリーの和風ツナ和え
ブロッコリーはビタミンCやβカロテンが豊富なので栄養面も優秀。また子供がブロッコリーが好きなので野菜を食べる機会を増やすのによく使います。
お弁当のおかずとしても使いやすいのでおすすすめです。
保存期間目安:冷蔵2日・冷凍2週間程度
- 冷凍ブロッコリー:5房
- ツナ缶:1/2
- めんつゆ:大さじ1
- マヨネーズ:大さじ1
- ゆかり:少々
- 冷凍ブロッコリーをレンジで50秒温める
- ツナ缶のオイルを軽く切って温めたブロッコリーと合わせる
- めんつゆ、マヨネーズ、ゆかりを加えて和えたら完成
茄子の煮浸し
茄子の皮には話題のポリフェノール、アントシアニンが含まれています。めんつゆを使えば簡単に美味しい煮浸しができます。
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍1週間くらい
- 茄子:2本
- しょうがチューブ:3cmくらい
- めんつゆ(3倍濃縮):60cc
- 砂糖:小さじ1
- 茄子のヘタを取って半分にカットして、皮面に切り込みを入れる
- 熱したフライパンに茄子の皮面を下にして焼き目をつけていく
- 焼き目がついたらひっくり返す
- めんつゆ、しょうがチューブ、砂糖を加えて蓋をする
- 中火で10分ほど加熱して煮詰める
- 火を止めて少し置いたら完成
にんじんとごぼうのマヨネーズ和え
食物繊維が豊富なごぼうとβカロテンが豊富なにんじんのマヨネーズ和えです。和風な味付けにマヨネーズの風味がよく合います。
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍2週間くらい
- ごぼう:1本
- にんじん:1/2
- めんつゆ:大さじ1
- マヨネーズ:大さじ1
- 炒り白ゴマ:小さじ1
- 料理酒:大さじ1
- 酢:大さじ1
- ごぼうの皮を剥く(丸めたアルミホイルが便利)
- ごぼうを薄切りにして酢を入れた水に漬けておく
- にんじんの皮を剥いて千切りにする
- フライパンを熱してマヨネーズを入れる
- ごぼうとにんじんを入れて炒める
- 料理酒とめんつゆを加えてごぼうに熱が通ってしんなりしてきたら炒りゴマ振って完成
もやしとほうれん草のゴマ和え
ビタミンBやカルシウムも含むほうれん草と価格が安いもやしを使った常備菜です♪白すりごまをプラスして香ばしさと甘さのある味は子供も食べやすいのでおすすめ!
保存期間目安:冷蔵2日・冷凍1週間くらい
- ほうれん草:1束
- もやし:1袋
- 醤油:大さじ3
- 砂糖:大さじ2
- すりごま:大さじ2
- ほうれん草を洗い、沸騰したお湯に塩を入れて茎部分を30秒茹でたら、葉部分も入れて30秒ほど茹でる。途中で1回ほうれん草をひっくり返す
- 茹で上がったら氷水に入れて冷ます
- 水気を切って手頃なサイズに切る
- 鍋に水、洗ったもやしを入れて火にかけ、沸騰するまで加熱
- 沸騰したら軽くかき混ぜて取り出し、水気を切る
- 醤油、砂糖、すりごまを混ぜる
- ほうれん草ともやし、6の調味料を和えたら完成
赤パプリカの中華炒め
ビタミンCが豊富でピーマンよりも癖が無い赤パプリカを使った簡単レシピです。ナムルのような味わいで食べやすく、ピーマン嫌いな子供も食べてくれています♪
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍2週間程度
- 赤パプリカ:1個
- 中華顆粒出汁:小さじ1
- 醤油:小さじ1/2
- にんにくチューブ:1.5cm
- ごま油:大さじ1
- 赤パプリカを縦に切ってヘタと種を取って千切りにする
- 熱したフライパンにごま油を入れて赤パプリカを軽く炒める
- 少ししんなりしてきたら中華だしと醤油、にんにくチューブを入れて炒める
- 炒め終わったら少し冷まして完成
ひじきとれんこんの煮物
ミネラルや食物繊維が豊富なひじきとれんこんを使った煮物です。甘めに作ることで子供も食べやすくなります。れんこんは薄く切ることで食べやすくなります。
保存期間目安:冷蔵3〜4日・冷凍2週間程度
- 乾燥ひじき:大さじ2
- れんこん:100gくらい
- にんじん:1/2
- 酒:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- 和風顆粒出汁:小さじ1/2
- 水:100cc
- 皮を剥いたにんじんは千切り、れんこんは薄切りにして4〜5等分くらいのいちょう切りにする
- ひじきを水で戻して水気を切っておく
- フライパンに油を入れて熱し、にんじんとれんこんを中火で炒める
- 火が通ってきたらひじきを入れて中火で炒める
- 全体にひじきが絡んだら、酒、みりん、砂糖、しょうゆ、和風出汁、水を加えて煮立つまで加熱する
- 煮立ったら蓋をして弱火で2〜3分ほど弱火で加熱
- 蓋を開けて煮汁が少なくなるまで弱火で煮詰める
- 火を止めて味が染みるまで少し置いて完成
めんつゆで作るきんぴらごぼう
副菜としてはもちろん、お弁当のおかずにも使いやすいきんぴらごぼうは常備菜の定番。お子さんがいる家庭ならごぼうも細切りにすることで食べやすくなりますよ♪
保存期間目安:冷蔵3〜4日・冷凍2週間程度
- ごぼう:1本
- にんじん:1/2
- めんつゆ3倍濃縮:大さじ5
- 酒:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 水:60cc
- ごま油:大さじ1
- 白炒りゴマ:小さじ1
- にんじんとごぼうの皮を剥いて千切りにする、ごぼうは酢水に入れておく
- フライパンにごま油を入れて水気を切ったごぼうを入れて強火で炒める
- 少ししんなりしてきたらにんじんを加えて炒める
- 全体に火が通ってきたらめんつゆ、酒、砂糖、水を加えて中火で汁気がなくなるまで炒める
- 炒め終わったら味が染みるまで少し置いて冷ます
- 白炒りゴマを振りかけて完成
にんじんとじゃがいものグラッセ
にんじんとじゃがいもを甘めの汁で煮込んだグラッセです。優しい甘さでにんじんも食べやすくなっています。砂糖の糖質が気になる人はオリゴ糖やラカントSなどの甘味料に置き換えるのも良いですね。
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍1週間程度
- にんじん:1本
- じゃがいも:2個
- コンソメ顆粒出汁:大さじ1
- バター:30g
- 砂糖:大さじ2
- 塩:少々
- 水:400cc※使用する材料の量に合わせて軽く浸るくらい
- にんじんとじゃがいもの皮を剥いてにんじんは輪切り、じゃがいもは食べやすい大きさにカット、じゃがいもは水にさらしてアク抜き
- 鍋にバターを入れて熱したらにんじんを入れて軽く炒め全体にバターが回ったらじゃがいもを加えて優しくかき混ぜながら加熱する
- 鍋に水を入れてコンソメ、水を入れて煮込む
- 火が通ってにんじんに串が通るくらいに柔らかくなったら砂糖を入れて汁気が少なくなるまで煮込む
- 汁気が少なくなったら味を見ながら塩で味を整えて完成
もやしのスタミナ炒め
低コストで簡単に作れるもやしのスタミナ炒めです。シンプルですが味にインパクトがあるのでご飯のお供にもピッタリ♪
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍1週間程度
- もやし:1袋
- にんにくチューブ:3cm
- 中華顆粒出汁:大さじ1/2
- 醤油:小さじ1
- コショウ:少々
- ごま油:大さじ1
- フライパンにごま油とにんにくチューブを入れて加熱
- 香りが立ってきたらもやしを入れて中火で炒める
- 少ししんなりしたらしょうゆと中華出汁を加えて強火でサッと炒める
- コショウで香りを付けて完成
茄子の味噌田楽風
茄子の食べ方に迷った時に作ったのがきっかけで簡単で本格的な味噌田楽でなくても美味しいです♪
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍2週間程度
- 茄子:1個
- 味噌:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 砂糖:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 茄子のヘタを取って輪切りにして身部分に十字に軽く切り込みを入れる
- 水に付けてアク抜き
- 耐熱容器に味噌、酒、砂糖、みりんを混ぜ合わせ500wの電子レンジで30秒加熱
- 茄子を両面炒め、焼き目が付いたら3をかけて完成
切り干し大根
干した大根は生の大根よりも栄養が凝縮されていて満腹感も得られやすいのでダイエット中にもおすすめ。甘みもあるので子供にもよく食べさせています。
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍2週間程度
- 切り干し大根:30g
- にんじん:1/2
- 和風顆粒だし:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- みりん:大さじ1
- 醤油:大さじ2
- 切り干し大根を水で戻す
- 皮を剥いたにんじんを千切りにする
- フライパンを熱して人参を入れて中火で炒める
- 少ししんなりしたら切り干し大根を加えて水気が飛ぶまで炒める
- 和風だし、砂糖、みりん、醤油を加えて煮詰める
- 汁気が少なくなったら火を止めて冷まして味を染み込ませたら完成
甘酢の肉団子
我が家では肉団子は油で揚げずに作るので簡単♪甘酢で仕上げるので子供も大人も大好きな味でお弁当のおかずや主菜としても使いやすいです。
保存期間目安:冷蔵3日・冷凍2週間程度
- 豚ひき肉:300g
- 玉ねぎ:1/2
- 醤油:小さじ1
- パン粉:大さじ5
- 生姜チューブ:4cmくらい
- 卵:1個
- 塩コショウ:少々
材料(甘酢あん)
- 砂糖:大さじ2
- 醤油:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 酢;大さじ3
- ケチャップ:大さじ1
- 片栗粉:大さじ1/2
- 中華顆粒出汁:小さじ1
- 水:大さじ2
- 玉ねぎをみじん切りにする
- ボウルにパン粉を入れて少し水を入れて柔らかくしておく
- 豚ひき肉、玉ねぎ、卵、醤油、生姜チューブ、塩コショウを入れてしっかり捏ねる
- お好みのサイズに丸く成形する
- 沸騰した鍋に4を入れて茹でながら、アクを取っていく
- 茹で上がったら取り出して水気を落とす
- フライパンに砂糖、醤油、酒、酢、ケチャップ、中華だしを入れて加熱、水溶き片栗粉を作っておく
- フライパンに肉団子を入れて全体に餡をからめて加熱
- 一旦火を止めて水溶き片栗粉を入れてかき混ぜながらとろみを付いたら火を止めて少し置いて味を染み込ませたら完成
鶏の照焼き
保存期間目安:冷蔵2日・冷凍2週間程度
- 鶏もも肉:1枚
- 醤油:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- 黒酢:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 塩コショウ:少々
- 鶏もも肉の筋や脂部分をカット、フォークで軽く全体に穴を開け、塩コショウで下味をつける
- 醤油、砂糖、みりん、黒酢を合わせておく
- フライパンに油をしいて加熱
- 鶏もも肉の皮面を強火で焼き目をつける
- 焼き目が付いたら蓋をして弱中火で蒸し焼きにする
- 焼き色が付いたらひっくりかえして蓋をして弱火で蒸し焼き
- 全体に火が通って焼き色が付いたら
- 2を入れて鶏もも肉をひっくりかえしながら中火で焦げるのに注意しながら煮詰めていく
- タレにとろみが付いて少なくなってきたら火を止めて少し置いて完成
お弁当のおかずや夕食の主菜にもピッタリな鶏の照焼です。黒酢を加えた甘めのタレで仕上げることで日持ちも安心♪
冷凍常備菜作りのポイント
そもそも「常備菜」とは、日持ちを考慮した料理法・調味料を使った「作り置きおかず」や「保存食」のことを言います。
近年では冷蔵保存の常備菜に加えて、冷凍保存ができる常備菜がとっても人気。
おかずに1品加えるだけでなく、お弁当のおかずにも活用できますし、まとめて作っておけば平日の料理時間の短縮、洗い物を減らすこともできます。
- 金属トレー
- 仕分けカップは耐冷温度マイナス20度以下のもの
- 紙製カップは耐水性が高いタイプが望ましい
- シリコンカップ、アルミ製カップもOK
- ジップロックなどの密封できる保存袋
冷凍保存なら賞味期限が2週間~3週間も可能
冷凍の常備菜は冷蔵保存するよりも賞味期限が長くなります。
冷蔵の場合は2日から長くて5日ですが、冷凍保存の常備菜は料理によっては、2週間(料理によっては3週間)は保存することができます。
作ってから3日以上保存したい時には冷凍の方が安心です。
- 保存の仕方が良くないと酸化が進み風味が落ちる
- 加熱した食べ物をそのまま冷却すると細菌が増殖しやすい
- 保存状況によって他の食材の匂いが移る
- 保存容器(耐冷マイナス20度)やジップロックなどの保存袋が必要
- 保存容器や調理器具は清潔に保たないと細菌の繁殖のリスクがある
冷凍常備菜の賞味期限は1〜2週間を目安に
調理方法や使用する食材にもよりますが、家庭で常備菜を冷凍する場合は1〜2週間を目安に食べきるのがおすすめ。
市販の冷凍食品の場合は1ヶ月以上持つ商品も多いですが、調理環境の衛生面や冷凍速度、開閉が多い家庭の冷凍庫は温度の上下しやすく、冷凍状態が変化してしまい品質が劣化しやすいためです。
普段、私が実際に常備菜を作っている中で冷凍保存して夕食のおかずや子供のお弁当にも使っている冷凍保存もOKな常備菜のレシピをご紹介します♪
氷の霜が多く付着していたり、見た目の劣化がひどい場合は食べるのを避けましょう。
また、解凍した常備菜を再度冷凍するのは食品の細胞が破壊されてしまい、味が落ちたり、細菌の繁殖にも繋がるので避けましょう。
冷凍保存のコツ・料理完成後は粗熱を取る
常備菜を作って冷凍保存する時のポイントを抑えておくことで美味しさをキープしながら衛生的に冷凍保存できます。
料理が完成したらしっかりと粗熱を取りましょう。粗熱が残っていると冷凍した時に余分な水分が容器内や料理に付着してしまい解凍した際にベチャっとしてしまったり、風味の劣化に繋がります。
冷蔵保存をする時も同様に粗熱を取ってから冷やすのがおすすめです。
完成した料理を小分けのカップに入れるとお弁当にも使いやすい
粗熱が取れたらお弁当に使う小分けカップに入れてから容器に詰めることでお弁当のおかずに使いたい時にサっと取り出して使えるので便利です。
アスパラベーコンや鶏肉などは1回分づつラップで巻いてジップロックなどに入れて冷凍すると他の食品の匂いも移りにくくなり、使う時にも便利です。
小分けにすることで食品同士の接着が減るだけでなく、冷却時間の短縮にもなります。
レンジ対応のタッパーやジップロックなどの保存袋に詰めておく
まとめて解凍する料理の場合はレンジ対応のタッパー、スープなどはジップロックなどの保存袋に入れておくことで冷凍庫内の場所も取らないのでおすすめです。
レンジ対応のタッパーやジップロックなどの保存袋に詰めておく
常備菜を保存する容器は事前にしっかり洗い、熱湯消毒、乾燥させた清潔な容器を使用しましょう。
保存する際に使用する箸やスプーン、お玉も清潔なものを使用することで細菌の繁殖を抑えられます。
空気に触れないように保存
冷凍する際に空気に触れないように保存することで酸化を防ぐことができます。
さらに庫内の匂いや他の食品の匂い移りも防ぐことができますので、ラップやアルミホイルで包んでから容器で保存する二重の密閉で鮮度を守りましょう。
冷凍時間を短縮することで美味しさをキープ
冷凍常備菜を美味しく食べるのに冷凍時間はとっても重要。
粗熱が取れたら熱伝導率の高い金属トレーに並べてアルミ箔で覆ってラップをして冷凍すると通常よりも冷凍時間が短縮できます。
一旦、冷凍が済んでから密閉できる保存容器に移して冷凍庫で保存します。こうすることで風味の劣化も抑えられますし、細菌の繁殖を防ぐことができます。
冷凍した常備菜の解凍方法
再加熱する
冷凍した常備菜は必ず電子レンジ、ボイルなどで再加熱しましょう。
お弁当に詰める時は粗熱を取ってから
お弁当に詰める時は冷凍する時と同様に粗熱を取って冷ましてからお弁当に詰めることで蓋をした時のお弁当容器内の温度を低く保てます。
流水解凍後に加熱
容器ではなく、ジップロックのような袋タイプで保存している場合は流水解凍もおすすめ。ボウルに水を溜めて漬けておくか、流水をかけ流しておくことで解凍することができます。
解凍が進んだら電子レンジやボイルで加熱して完成です。
自然解凍は避ける
前日に保存容器のまま冷蔵庫に移しておいたり、お弁当に冷凍のままいれておくことで自然と解凍されるため保冷剤代わりになるという考えもありますが、家庭で調理、冷凍した料理を自然解凍するのは細菌の繁殖しやすい温度帯20〜40度の間にゆっくりと解凍されていくため食中毒のリスクが高まります。
また、食中毒の原因菌である病原大腸菌やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、ビブリオ菌などは加熱温度55〜60度で10〜15分ほどの加熱で死滅するという結果があるため、しっかり加熱してお弁当に詰めることが大切です。
市販の冷凍食品や冷凍弁当の場合は滅菌した環境で製造、急速冷凍を行っているため、自然解凍OKな商品もありますが、全てでは無いので加熱した後に食べることが重要です。
冷凍弁当サービスは常備菜としても活用できて便利!
常備菜のメリットは一度作れば数日保存可能で日々の食事作りの時短にもなり、お弁当のおかずにも使えるといった点です。
でもデメリットとしては
- 当日の料理を多めに作ったり、時間がある時にまとめて作らないといけない
- 鮮度や味を保ちつつ安全に冷凍するには保存方法を守り、保存容器なども必要
- 冷凍保存でも賞味期限管理が必要、日持ちは賞味期限2週間くらい
といった点があります。
でも毎日の食事作りをもっと楽にしたいという人は通販の冷凍弁当サービスを活用するのもおすすめですよ♪
冷凍弁当サービスは衛生管理された専用の工場で製造されているので衛生面は家庭での冷凍よりも安心・安全。
急速冷凍で鮮度をキープしているので、自分で作る常備菜とは一味違った美味しいおかずが楽しめます♪
糖質に配慮されたメニューが魅力の「nosh」
健康にも気を使いつつ、ヘルシーで美味しい食事ができるnoshは普段の食事のおかずにもおすすめ。
ナッシュは冷凍弁当タイプの宅配食で、糖質量に配慮された主菜・副菜が1食にまとめられています。
面倒な食事作りの時間を減らしてくれながら、プロの料理人が監修したバリエーション豊かな料理が楽しめます。
全メニュー糖質30g以下でしっかりタンパクを摂取できるので、ダイエット中や筋力アップトレーニング中、健康な食生活を送りたい人にピッタリ。
※画像:nosh公式サイト
1食ずつ食べたいメニューだけを選んで注文できるので、好き嫌いが多い人でも安心です。
賞味期限は平均6ヶ月以上。長期保存が可能なので冷凍常備菜・ストック食としても活躍してくれます。
※画像:nosh公式サイトより
noshを利用すると自動的に「nosh club」という会員ランク(無料)に登録されます。
購入するたびに割引率が高くなるので、食費が気になる人でも安心です。
1食当りの価格 | 599円~※170食利用で1食あたり499円〜 |
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セット価格 | 6食セット 4,193円 (単価699円) 8食セット 5,158円 (単価645円) 10食セット 5,990円 (単価599円) |
1食当りのおかずの数 | 合計3~4品 |
配送方法・宅配料 | 1配送836円~ |
温め方法 | 電子レンジ |
60種類以上のメニューから選べて、野菜も豊富。
プロの料理人が監修した本格メニューで、糖質に配慮されたお弁当のイメージを変えてくれる美味しさです♪
手作り感のある和食が美味しい「わんまいる」
わんまいるは味の評判が冷凍弁当サービスの中でも高く、毎日の夕食として利用する人が多いサービスです。
そんなわんまいるの食事セットはおかずが個包装で届くので、一品ごとに常備菜として食べることができます。
さらにお惣菜の単品メニューも用意されているので使い勝手が良いです♪
レンジ解凍の他に、湯煎解凍、流水解凍など料理を美味しく食べられる解凍方法が用意されているので、作りたての味わいが楽しめます!
1食あたりの価格 | おかず3品1食あたり796円〜 |
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セット価格 | 健幸ディナー5食分セット3,480円~ 単品惣菜1品180円~ 1食セット920円〜 |
1食あたりおかずの数 | 主菜・副菜2品合計3品 |
配送方法・配送料 | ヤマト運輸・クール冷凍便での配送となり全国配送可能。全国935円(北海道・沖縄県2,145円)での配送 |
温め方法 | レンジ解凍、湯煎解凍、流水解凍 |
初めて利用する場合は「5食お試しセット」が税込3,480円で買えるのでお得!
冷凍惣菜のまとめ買いに便利なベルーナグルメ
ベルーナグルメはコースや商品数の豊富さが魅力。冷凍弁当タイプに加えて、和食や洋食の単品お惣菜セット、肉や魚の主菜単品セットなど常備菜として活用できるコースが充実しています。
画像出典:ベルーナグルメ公式サイト
他にも常温保存できる単品惣菜のセットも用意されているので冷凍庫スペースが小さくて収納が難しいご家庭にもおすすめです♪自然災害などで万が一停電してしまっても常温保存のお惣菜があれば腐ってしまう心配もなく、非常時のストック食としても活用できます♪
画像出典:ベルーナグルメ公式サイト
価格面も冷凍弁当のコースで1食あたり506円〜と良心的なのも魅力で、冷凍弁当や宅配食事サービスは高いのでは?と感じている人にも利用しやすい価格が安い宅食サービスです。
1食あたりの価格 | 1食あたり537円〜 |
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セット価格 | ■主菜 ・いろどり一菜:6,437円 ■冷凍弁当 ・ほほえみ御膳:月2回10食5,378円(3ヶ月継続) ・匠の和ごころ御膳:月2回10食5,378円(3ヶ月継続) ・はなまる御膳:月2回10食5,378円(3ヶ月継続) ・おふくろ御膳:月2回10食5,378円(3ヶ月継続) |
1食あたりおかずの数 | 主菜・副菜2品合計3品 |
配送方法・配送料 | クール便料金220円 |
温め方法 | レンジ解凍 |
10食お試し冷凍弁当セットが用意されているのでまずはお試しセットで味をチェックするのがおすすめです♪
冷凍保存で作り置きおかずをストックしよう!
冷凍保存も可能な常備菜のおすすめレシピ、冷凍方法や解凍時の注意点をご紹介しました。
- 常備菜は料理作りの時短に役立つ
- 冷凍常備菜は賞味期限が冷蔵より長い
- 小分け冷凍でお弁当のおかずにも使える
- 電子レンジで簡単に解凍
- 冷凍する時は粗熱をしっかり取って清潔な環境と道具で行う
- 美味しく冷凍するために冷凍時間の短縮を意識する
- 一度、解凍した常備菜は再冷凍しない
- 自然解凍は細菌の繁殖リスクが高まるので避ける
- 常備菜作りが難しい人は冷凍弁当サービスの活用もおすすめ
常備菜を活用すれば、健康的な食生活の目安にもなる一汁三菜も簡単に用意できます。
冷凍の常備菜を取り入れて毎日の食事を手軽に充実させてみてください。