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愛媛県産の柑橘【地元住民が推薦!最高においしいみかんの品種と購入できるお店&通販】

「蛇口からポンジュースが出る」という都市伝説があるほど、愛媛は柑橘や柑橘の加工品が有名です。近年は、かつてのみかんの常識をくつがえすほどのハイクオリティな柑橘が次々と登場し、注目を集めています。おいしい愛媛の柑橘の品種や旬の時期、希少な加工品を楽しめるお店を、地元住民が紹介します!

柑橘王国・愛媛のみかんの魅力


「和牛」の二人が歌う愛媛県の観光PR動画『疲れたら、愛媛』が話題になっています。

四国に住んでいる私から見ても、道後温泉や松山城、瀬戸内の風光明媚な景色は、確かに疲れを癒すのにぴったりだと感じます。

そんな愛媛は、降り注ぐ太陽の光と温暖な気候、太陽が当たる段々畑という自然条件に恵まれ、日本屈指の柑橘王国としても知られています。
高い栽培技術を誇る愛媛の柑橘は、近年、品種改良が進み、種類が多彩になり、とんでもなくクオリティが高くなっています。

交配種の誕生には10年以上かかると言われていますが、「まじめえひめ」の県民性もあってか、感動的なおいしさの柑橘が次々と誕生しているのは嬉しい限りですね。
地元住民としては、このおいしさを一人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

そこで今回は、地元に住む私が自信を持っておすすめする、本当においしい愛媛の柑橘の種類と、様々な加工品を味わえる人気店を紹介します!

愛媛の柑橘の品種と旬の時期は?


愛媛の柑橘はどれもおいしいのですが、日頃から様々な品種の柑橘を食べていると、それぞれに特長があることがよく分かります。

ここでは、愛媛の代表的な柑橘の中から、特に評判が高く、私も実際に食べている大好きな品種について紹介します。

春(2月~5月頃)が旬の愛媛県産の柑橘

みかんは冬が旬というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、近年は春に味わえるおいしい柑橘がたくさん誕生しています。

せとか


せとかは平成に誕生した品種です。

「清見(きよみ)」に「アンコール」をかけ合わせ、更に「マーコット」をかけ合わせた品種とのこと。
なんだか複雑ですが、おいしい柑橘の良いところばかりを生かした最高の味わいは「柑橘の大トロ」とも表現されます。

トロリととろけるような食感と濃厚な甘さは、一度食べると忘れられないほどのおいしさです。
内皮も柔らかいのでそのまま食べられます。

清見タンゴール


「オレンジ」と「温州(うんしゅう)みかん」を交配して作られたのが、清見タンゴールです。

カットすると果汁をたくさん含んでいることが一目で分かり、見るからにおいしそうです。
さわやかな甘さがあり、とても人気が高い品種です。
内皮が薄めなので、そのまま食べることができます。

ブラッドオレンジ


ブラッドオレンジといえば、イタリアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
希少な国産のブラッドオレンジが愛媛県で栽培されています。

ブラッドオレンジには「タロッコ」や「モロ」などの品種があります。
果肉の赤い色はアントシアニンというポリフェノールの一種で、美容や健康を意識する方にも人気です。

コクのある甘さとすっきりとした酸味があります。
愛媛県産のブラッドオレンジを味わっていると、私はいつも贅沢な気分になります。
内皮はやや薄めで、そのまま食べることができます。

不知火(デコポン)


変わった名前ですが、「デコポン」は登録商標で、品種名は「不知火(しらぬひ)」です。
上部がポコッと飛び出た個性的な形をしています。

不知火は「清見」と「ポンカン」を交配させた品種です。
果肉はジューシーな味わいで食べやすく、ほどよい酸味と濃厚な甘さがあります。

清見もポンカンもよく知っている私としては、それぞれの良いところを受け継いだ理想的なおいしさの柑橘だと感じます。
外皮がむきやすく、内皮はやや薄めで、そのまま食べることができます。

ネーブル


ネーブルはアメリカなどからの輸入品が多いですが、愛媛県産のネーブルは輸入品よりも断然おいしくて高品質です。
果肉がギュッと詰まっていて、濃厚な甘みがあり、内皮も薄いので食べてもほとんど気になりません。

輸入品のネーブルしか食べたことがないという方には、ぜひ試していただきたい品種です。

甘平(かんぺい)

愛媛県が育成した「西之香(にしのかおり)」と「ポンカン」を交配させた品種です。
甘くて平たい形なので「甘平」という名前にしたそうです。

果肉は甘みが強くて歯ごたえがあり、柑橘のさわやかな香りが楽しめます。
内皮が薄いのでそのまま食べられます。

甘平は、愛媛県の自信作である“愛媛新柑橘3兄弟”のひとつです。
(愛媛新柑橘3兄弟とは、「甘平」「紅まどんな」「媛小春(ひめこはる)」のこと。これらは愛媛県内でのみ生産されています。)

冬(12月~1月頃)が旬の愛媛県産の柑橘

冬に旬を迎える愛媛の柑橘を紹介します。

温州みかん


日本人が「みかん」と聞いてまず思い浮かべるみかんが、温州みかんです。
手で簡単に皮をむくことができ、内皮が薄くて食べやすいみかんです。
地元に住んでいるとおすそわけをいただくこともしばしばで、ありがたくいただいています。

紅まどんな


愛媛県が育成した「南香(なんこう)」と「天草(あまくさ)」をかけ合わせた品種です。
果肉はゼリーのようにとろけて甘く、なめらかであり、私も初めて食べた時にはあまりのおいしさに感動したことを覚えています。

内皮が薄いのでそのまま食べられます。
愛媛新柑橘3兄弟のひとつであり、“まどんな”の名にふさわしい高級柑橘です。
お歳暮などの贈答品としても人気です。

伊予柑(いよかん)


伊予柑は地元住民にとって昔からなじみ深い柑橘ですが、近年は新しい柑橘が次々に誕生し、以前に比べると伊予柑を食べる機会は減ってきたように感じます。
果肉が柔らかく、さわやかな香りで、果汁がたっぷり詰まったジューシーな味わいが特長です。
「愛媛のいよかん」を「いい予感」とかけて、受験生を応援するのが風物詩となっています。

2025年出荷予定の最強かんきつ「紅プリンセス」

愛媛の新しい高級柑橘が誕生したというニュースが飛び込んできました。
新しい柑橘は、母親が「紅まどんな」、父親が「甘平」で、愛媛県の高級柑橘をかけ合わせた形です。
その名も「紅プリンセス」。

最強クラスの柑橘をかけ合わせたのだから、「絶対おいしいに決まってる‼」というのが容易に想像できます。
収穫時期は3月中旬から4月上旬で、紅まどんなや甘平よりも高い価格での販売を目指しています。

紅プリンセスは、2005年から愛媛県のみかん研究所が開発を始めていましたが、2018年の西日本豪雨で奇跡的に被災を免れることができました。
出荷は2025年を予定しているそうで、まだ先にはなりますが、被災地の希望になることが強く期待されます。
消費者としても、“王妃”の名がついた新しい愛媛の柑橘を味わえる日が、今から本当に楽しみですね!

柑橘のある暮らし、愛媛


地元に住む私にとって、柑橘は日常にある食べ物です。
農家の方が傷ものなどをおすそわけしてくださることもあるのですが、スーパーには愛媛県産の旬の柑橘類がずらりと並んでいます。

特に春は種類が多いので、どれを買うかでよく迷います。スーパーでは、4個入りが400円くらいで売られていることが多いのですが、もっと安いものも、高いものもあります。
小学校や中学校では、給食にも地元の柑橘が登場します。
冬は温州みかんや紅まどんな、春は清見タンゴール、カラマンダリン、せとかなど、高級柑橘も含め、様々な種類の柑橘が学校で食べられるとは、何ともうらやましいですね。

愛媛の柑橘の加工品が買えるおすすめのお店

愛媛の柑橘の加工品が買える人気店を紹介します。自分用はもちろん、お土産にもぴったりです!

10FACTORY

「10FACTORY」では、愛媛の柑橘の素材やおいしさを生かした、安心・安全なオリジナル商品を購入することができます。

ジュースやジャム、ゼリー、ドライフルーツ、アイスキャンディ、焼き菓子、みかんフレーバーコーヒーなど、様々な商品があります。
松山本店は松山城の近くで、松山市内の街歩きやお買い物に最適な場所です。

道後店は、道後温泉本館に隣接した道後商店街にあるお店です。

<松山本店>
住所:〒790-0004 愛媛県松山市大街道3-2-25
営業時間:10:00〜19:00
休業日:木曜(祝祭日除く)

<道後店>
住所:〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町12-34
営業時間:9:00〜21:00
休業日:水曜(祝祭日除く)

<銀座店>
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2
営業時間:10:30〜20:30
休業日:なし(施設の休業日に準ずる)

http://10-mikan.com/store/

まとめ

柑橘王国・愛媛の最高においしい柑橘類を紹介してきました。

愛媛の柑橘は品種改良が進み、日常食としてはもちろん、贈答品としても、自信を持ってお届けできる品種が次々と誕生しています。
愛媛県の柑橘農家では、2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた地域があります。

今もなお厳しい状況にありながら、愛媛の農家の方々が諦めずに作り続けている柑橘は、まさに努力の結晶といえるものです。
ぜひ、お好きな旬の味を楽しんでみてくださいね!

ABOUT ME
Ely
Ely
30代兼業主婦のWEBライター。ホールフードジュニアマイスター、国際薬膳食育師3級などを取得し、家族に美味しい食事を提供するために日々料理に力を入れています。