※出典:厚生労働省e-ヘルスネット

こちらではコンビニで買える主な野菜が摂れる商品やおすすめな選び方、気になる各コンビニの野菜の安全性への取り組みについてお伝えしています。
野菜が摂れる主なコンビニ商品


サラダ





パスタなどの麺が入ったサラダにおにぎりやパンを食べてしまうと、糖質オーバーになってしまうことも。ダイエット中はドレッシングの使用も避けた方がカロリーを控えられます。
カット済野菜


冷凍野菜




お惣菜


漬物


スープ





コンビニに多いインスタントスープはフリーズドライ製法の発達によって味はもちろん、食材の良さもしっかり感じられるようになっています!




有名コンビニ3社のおすすめ野菜商品


セブンイレブンの野菜商品


- サラダ
- カット済野菜
- 料理に使える下処理済野菜
- 生野菜
ツナと玉子のサラダ


内容量 | 140g |
熱量 | 109kcal |
たんぱく質 | 8.4g |
脂質 | 5.0g |
炭水化物 | 8.6g(糖質6.5g) |
食物繊維 | 2.1g |
たんぱく質が摂れるサラダシリーズ


- たんぱく質が摂れる鶏むね肉のサラダ
- たんぱく質が摂れる おろし豚しゃぶのサラダ
- たんぱく質が摂れる!蒸し鶏のサラダ
熱量 | 177kcal |
たんぱく質 | 22.8g |
脂質 | 7.3g |
炭水化物 | 6.6g(糖質3.2g) |
食物繊維 | 3.4g |
10種具材のミックスサラダ


熱量 | 32kcal |
たんぱく質 | 1.4g |
脂質 | 0.4g |
炭水化物 | 6.8g(糖質4.7g) |
食物繊維 | 2.1g |
※画像出典:セブンイレブン公式サイト
ローソンの野菜商品


1食分のプロテインチャージサラダ


熱量 | 305kcal |
たんぱく質 | 26.7g |
脂質 | 18.3g |
炭水化物 | 10.2g(糖質6.4g) |
食物繊維 | 3.8g |
1/2日分の野菜が摂れる!パリパリ麺のサラダ


熱量 | 349kcal |
たんぱく質 | 12.3g |
脂質 | 16.3g |
炭水化物 | 33.6g(糖質29.6g) |
食物繊維 | 4.0g |
1/2日分の緑黄色野菜のサラダ


熱量 | 127kcal |
たんぱく質 | 2.3g |
脂質 | 3.4g |
炭水化物 | 9.3g(糖質5.0g) |
食物繊維 | 3.7g |
※画像出典:ローソン公式サイト
ファミリーマートの野菜商品


1/3日分の野菜サラダ


熱量 | 89kcal |
たんぱく質 | 9g |
脂質 | 3.2g |
炭水化物 | 7.6g(糖質4.5g) |
食物繊維 | 3.4g |
ケールとレタスのグリーンサラダ


熱量 | 15kcal |
たんぱく質 | 0.9g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 1.6g(糖質0.1g) |
食物繊維 | 1.5g |
野菜たっぷり担々風パスタサラダ大豆ミート使用


熱量 | 298kcal |
※出典:fatsecret ※画像出典:ファミリーマート公式サイト
コンビニ野菜の安全性は?栄養はあるの?


- 保存料や着色料を使っているのでは?
- 外国産の野菜ばかりなのでは?
- 製造過程で栄養が失われているのでは?
- 洗浄に次亜塩酸ナトリウムを使っているのが気になる
近年は添加物の使用に配慮している
保存料不使用の取り組み 近年のコンビニの生鮮食品には保存料不使用の商品が基本となってきています。 保存料を使わない代わりに製造工程はもちろん、配送でも低温管理されたトラックで配送、店頭でも温度管理を行い、細菌の繁殖を防ぐ取り組みを行っています。また、コンビニのサラダやカット野菜は賞味期限も短く設定されており、保存料不使用で提供するための取り組みを行っていることがわかります。 冷凍野菜も保存料を使わずにマイナス18度以下で製造・管理を行っています。 合成着色料不使用の取り組み コンビニのカット野菜は色も鮮やかで、切り口も変色していないため、合成着色料が使われていると感じる人もいますが、、これはパッケージ内に窒素を充填して低温管理することによって変色を防いでいます。 また、冷凍野菜も野菜を処理する際に「ブランチング」という短時間の熱湯や蒸気などによる加熱後、急速冷凍を行う処理で、変色を防ぎ、殺菌を行い、保存期間を保っています。


生野菜の色味を保つために着色料ではなく、国で安全性が認められいるph調整剤(リン酸やクエン酸)を使って変色を防いでいるケースもあります。
生野菜の多くは国産を使用
各コンビニの食品の取り扱いを見てみるとローソンのように専用農場を設け、使用している野菜の産地を掲載していたり、商品自体に「国産野菜を使用」といった商品も増えています。 ただし、冷凍野菜、お惣菜については外国産を使用しているケースもあります。


冷凍野菜の場合は栄養価の高い旬の野菜を海外から輸入し冷凍することで栄養価の高い野菜を通年提供することができるというメリットによるものが多いです。
栄養の流出は家庭での調理とそこまで変わらない
コンビニの野菜は製造工程で殺菌を行った後、何度も洗浄を行っています。これによって栄養が流出してしまうと考える人も多いです。 洗浄よる栄養の流出の影響があるのは主に水溶性ビタミンですが、この栄養流出は家庭での調理工程でも同様に失われています。 また、水溶性ビタミンの流出は水の洗浄の場合、※約30%ほどという調査結果も出ています。さらに家庭と工場での栄養流出を比較しても工場で20分ほど洗浄した野菜と、家庭で1分ほど洗浄した野菜では栄養の残存率はほぼ変わらないという結果も出ているようです。※出典:サラダクラブHP
次亜塩素酸ナトリウムの安全性
コンビニの野菜を敬遠する人の多くが、野菜を殺菌する際に使用する「次亜塩素酸ナトリウム」を気にしている人が多いですよね。中には「漂白剤で洗っている」、「薬品まみれ」といった表現をしている人もいます。 有名コンビニ3社の野菜の製造・加工の工程でも「次亜塩素酸ナトリウム」による殺菌が行われています。 「次亜塩素酸ナトリウム」は次亜塩素酸ナトリウムは塩素系除菌漂白剤の主成分で、一般的に殺菌・消毒を目的として上下水道や食品に対して使用される化学物質です。 次亜塩素酸ナトリウムには、大腸菌、黄色ブドウ球菌などの一般細菌やウイルスに対し、広く殺菌・消毒・不活化効果があります。 また、一般の消毒薬では効果が弱いノロウイルスにも有効です。厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」でも、嘔吐物からの感染を防止するため、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで処理することがすすめられています。 ※引用:花王HP「次亜塩素酸ナトリウムとは?」という特徴があります。 また安全性については
次亜塩素酸ナトリウムは食品に用いても安全です。 次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)は蛋白質と反応すると食塩(NaCl)になりますし(イラスト)、乾燥時には塩素ガス(Cl2)として蒸発します。すなわち、次亜塩素酸ナトリウムは消毒薬のなかではもっとも低残留性であるため、安全性が高い消毒薬です。したがって、本薬は食品(カット野菜、果物など)や「食」関連用具(まな板、ふきんなど)の消毒に汎用されています。 食品へは50~200ppm(0.005~0.02%)液の5~10分間浸漬で、まな板へは200~500ppm(0.02~0.05%)液の清拭で用います。 なお、次亜塩素酸ナトリウムの使用時には、塩素ガスの曝露対策が必要です。本薬は換気の良い場所で取り扱ってください。 ※引用:建栄製薬HP「消毒薬のQ&A」といった評価です。 次亜塩素酸ナトリウムは一般的に殺菌・消毒を目的として水道水などの殺菌にも使用されています。次亜塩素酸ナトリウムで殺菌をした後、水で洗浄されたものがお店に並んでいます。 この工程は日本食品洗浄剤衛生協会で「野菜および果物の衛生的処理の基準」として
野菜および果物を加熱せずに供する場合には、参考資料に従い、流水(食品製造用水注1として用いるもの。以下同じ。)で十分洗浄し、必要に応じて次亜塩素酸ナトリウム等で殺菌注2した後、流水で十分すすぎ洗いを行うこと。 注1:従前の「飲用適の水」に同じ。(「食品、添加物等の規格基準」(昭和34年厚生省告示第370号)の改正により用語のみ読み替えたもの。定義については同告示の「第1 食品 B 食品一般の製造、加工及び調理基準」を参照のこと。) 注2:次亜塩素酸ナトリウム溶液又はこれと同等の効果を有する亜塩素酸水(きのこ類を除く。)、亜塩素酸ナトリウム溶液(生食用野菜に限る。)、過酢酸製剤、次亜塩素酸水ならびに食品添加物として使用できる有機酸溶液。これらを使用する場合、食品衛生法で規定する「食品、添加物等の規格基準」を遵守すること。 ※引用:日本食品洗浄剤衛生協会HP「野菜および果物の衛生的処理の基準」といように定められています。 洗浄後の残留する塩素濃度は水道水と同じレベルなので、安全基準に沿った状態でお店に並んでいることになります。



安全基準に則った使用だとしても気にされる方はいらっしゃいます。ただ、オイシックスのように次亜塩素酸ナトリウムを使っていないカット野菜を販売しているサービスもあるので、より安心して食べたいという方はチェックしてみてください♪
各コンビニの食品の安全性への取り組み
有名3社の食品の取り扱いや製造、安全性への取り組みをチェックしてみましょう。セブンイレブン
セブンイレブンの自社商品は専用工場で製造加工を行っています。 専用工場では「HACCP」という宇宙食の安全性を確保するために開発された食品衛生管理手法を取り入れ、独自の安全基準を定めています。 セブンイレブンは安全基準に則った上で、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒を行っています。また、保存料、着色料は不使用、保存料の代わりにph調整剤、合成着色料の代わりにカラメルやクチナシといった天然着色料を使用しているようです。 また、セブンイレブン独自の取り組みとしてコールドチェーンという生産、加工、輸送、販売の工程で食品の最適な温度を保つ低温物流網を導入しています。 生鮮食品は工場での消毒や加工よりも輸送や店頭に並んだ時に温度が不安定なることで、品質劣化を起こすケースが多いので、コールドチェーンを導入しているという点は品質維持の安心材料と言えます。ローソン
ローソンは各コンビニに先駆けてナチュラルローソンなど、安心・安全をテーマにした商品を取り扱ってきています。 現在も、自社農場の「ローソンファーム」を運営、生野菜の製品は国産野菜のみを使用、使用している野菜の産地を記載するなど、安心できる食品の取り扱いを進めています。 ローソンでの野菜の殺菌加工は「次亜塩酸ナトリウム」を使用しています。保存料や合成着色料は不使用、変色防止に「ph調整剤」を使うといったセブンイレブンと同じ工程が取り入れられています。ファミリーマート
ファミリーマートは約90の製造委託昼食工場で製造されています。 その上で、セブンイレブンと同様に「HACCP」、配送も定温とチルド商品を取り扱う定温センター、冷凍商品を扱う冷凍センター、常温商品を扱う常温センターと分けられ、保管、仕分けするなど、最適な温度で管理されています。 また、食品添加物総量の削減、食品衛生法より厳しい品質基準を定めるなどの安全基準のもと原材料、製造、物流、店舗管理を行っています。コンビニで野菜を摂る時の選び方


- 複数の野菜が入っている商品を選ぶ
- 野菜以外の食材も組み合わせて選ぶ
- 生野菜以外の商品もチェック
複数の野菜が入っている商品を選ぶ
野菜は種類が沢山。にんじんやかぼちゃ、小松菜、ほうれん草など緑黄色野菜、淡色野菜と呼ばれるその他の、キャベツやきゅうり、大根などはそれぞれ含まれている栄養素に違いがあります。 緑黄色野菜はβカロテンやビタミンなどを多く含む傾向にあり、淡色野菜はカリウムや食物繊維が多いといったように、少しづつ違いがあるので、野菜に含まれる栄養を幅広く摂るには、一種類の野菜だけでなく、複数の野菜を摂ることを意識して商品を選ぶと栄養バランスを良くすることができます。生野菜以外の商品もチェック
コンビニの野菜商品にはサラダだけでなく、冷凍野菜、お惣菜やスープなども野菜を摂ることができます。生野菜だと、ボリュームがあり十分な量を食べられない人もいますので、お惣菜やスープといった調理をされている野菜を選ぶと野菜も食べやすくなります。野菜以外の食材を組み合わせて食べる
野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維が多いですが、タンパク質、炭水化物、脂質は少ないです。そのため、栄養バランスを整えるためにはタンパク質が摂れる鶏肉や卵などがプラスされているサラダや、サラダに加えてタンパク質食品をプラス、炭水化物が摂れるパスタなど、目的の栄養バランスに適した食材を組み合わせて食べましょう。野菜不足解消には冷凍弁当もおすすめ!


食物繊維が豊富なメニューも充実している「nosh」
冷凍弁当サービスのnoshは野菜も豊富に使われていて、低糖質な食事が食べられます。

- とろとろオムライスのデミ:食物繊維16.3g
- 牛肉のとろたま丼:食物繊維12.8g
- 親子丼:食物繊維11.4g
- ガパオライス:食物繊維9.7g
- バンズパン:7.7g


noshランクは退会申請したり、会員資格が失効するまでずっと適用。



noshは1食あたり100円オフの割引サービス「nosh club」があり、続ければ続けるほどお得になるのでお財布にも優しい! 最大割引ランクになると10食プランで1食あたり499円(税込)とコンビニ弁当よりも安くヘルシーな食事が食べられますよ♪


野菜をたっぷり食べたい人におすすめなRIZAPサポートミール





メニューには肉メインのセット、魚メインのセット、肉、魚をバランス良く組み込んだ1週間セットがあるので、飽きずに続けることができます!
- その都度注文:7食6,180円・2週間セット12,200円(14食)
- 定期コース:7食5,871円・2週間セット11,590円(14食)
野菜不足をコンビニで解消まとめ
コンビニは手軽に野菜商品が購入でき、商品ラインナップも「サラダ」、「お惣菜」、「カット済野菜」、「冷凍野菜」、「スープ」など種類も豊富です。 さらに各コンビニでは厳しい安全基準に準じた商品の殺菌や洗浄、加工を行い、徹底した温度管理で品質の劣化を防いでいます。 また、コンビニが野菜不足の解消に役立つ理由は手軽さと種類の豊富さです。 そして- ひとり暮らしに便利
- 買いたい時に買える
- 少量でも必要な分だけ買える
- 栄養管理ができる



野菜不足かな?と思ったら普段の食事にコンビニの野菜商品をプラスしてみてはいかがでしょう?

